もくじ
【”夢リスト100”のより具体的な方法と効能】
昨日、
「夢リスト100」を紙に書くことによって、あなたの目標設定の土壌ができあがり、
自分が欲しているものやコトが明確になればなるほど、
「目標に向かうメカニズム」があなたの心の中で組み立てられ、
あなたは晴れて目標を目指す人間になりますよ!
「なりましょう!」 というお話を昨日お話しました。
(はじめての方、どんなお話か忘れちゃった方はこちら↓をクリック♪)
人生の旅のゴールはどこ?!~夢リスト100で成功に導くカギを探せ!(2)
夢リスト100で目標設定~手に入れたいものをつかむ成功の法則とは?(1)
さて、本日は、「夢リスト」のお話第3弾。
「夢リスト」のより具体的な方法と、効能についてご紹介します。
私はつねづね、
「問題や原因探しをしてオロオロするよりも、
解決策を見つけることにエネルギー使ったほうが、
高速で<望む結果>に近づけますよ~!」
と、相談にいらっしゃる方々にお話してるんですけど、
なかなかどうして、みなさん、「問題」に向き合うことがお好きなんですねー。
・問題点を並べ立て、 → その原因を探って → そのまた原因を探って、
……頭を抱えていらっしゃる……。
もっとやっかいなのは、
ご自分のことならまだしも、お子さんやパートナーの言動にフォーカスして、
地雷を踏んだり踏まれたり……
とどのつまり、
「どうして私の人生、こんなにうまくいかないのかしら!」
と、わざわざ他人を巻き込んでまで絶望ゾーンに飛びこんでいくお方、
……結構いらっしゃるんです。
■ あなたの心は、マイナス地点? ゼロ地点? プラス地点?
この状態はですね。
立ち位置レベルでお話しますと、
「問題にとりつかれている方の立ち位置」は、ゼロ地点よりも<―(マイナス)>
……なんですよね。
で、めざしているゴールが、<ゼロ地点>
ゼロ地点ってのは、文字通り、ゼロですんで、
人生の喜びも苦しみも、色も味も、感触も、ゼロ。
……って感じ。
↑
そこをゴールにしています。
=(問題があるマイナス地点→問題のないゼロ地点へ)
一方、
「問題解決志向の方の立ち位置」はどうかというと、
現時点での足元が<ゼロ>地点です。
酸いも甘いも苦も楽もある<今>=<ゼロ地点>
そのレベルをですね、
解決志向でもって、UPさせる、
つまり<+(プラス)>に引き上げていこう!
……って感じ。
↑
そこをゴールにしています。
=(今:ゼロ地点→問題が解決したプラス地点)
したがって、
解決志向の方のワールドには、
今も、未来も、<-(マイナス)>はありません。
すべて、プラスに向かって進んでいくわけです。
わかりますか?
この違い。
私たちは日常的に、
「プラス思考⇔マイナス思考」とか、
「ポジティブに⇔ネガティブに」
を言葉にして評論することはありますが、
実際に行動にしているサマを見てみますと、
<プラス&ポジティブ>に生きていらしゃる方の方が
<マイナス&ネガティブ>思考の人に比して少ないのが現状です。
これ、どうしてでしょうか……。
なぜ、多くの人は、
他者や周囲にわが身の今や未来を表現するとき、
問題や悩みを打ち明けることはしても、
夢や希望を前提に解決志向で物事を考え行動することを優先しないのでしょう?
目標はないよりあったほうがいい、とわかってはいても、
日々のあれやこれやの流れに流され、
気になることと言えば、問題や悩み、不満や苦労ばかり。
自分は今どれだけ幸せか、
もっともっと幸せになるためには、
どんな目標に突き進んでいけばいいのか、
と、プラス地点からよりプラスワールドを求めることをしないのでしょう?
【こころや思考がマイナス地点のひとの共通点】
これ。
不登校や障害をもっているお子さんをもつご両親とお話をしていると顕著です。
・学校に行っていない=マイナス地点
・学校に行っている=ゼロ地点
・障害がある=マイナス地点
・障害がない=ゼロ地点。
心当たりありませんか?
不登校のお子さんに、
「何とかして学校に戻ってほしい」
と願っている親御さんの多くは、
今、わが子も親も、マイナス地点に立っている、
なんとかして、子どもには学校に復帰してもらい、
親子ともども、ゼロ地点に上がりたい……と。
そうした「水面下のあがき」のような思考や言動からは、
「くるしい~」「たすけてくれ~」「こんな状態はいやだ~!」
といったマイナス感情や思考しか生まれないのは当然です。
だって、マイナスワールドにいますから。
+…………………+
このようなマイナスワールドの住まいの方、私のところにいらっしゃる中に多数おられます。
そこでですね、そういった方々からお話をうかがううちに、
ある日、
(あ、この方たちに共通点があるなぁ……)
と、気がつきました。
それは何かというと、下記の3つです。
◆ ひとつめは、
みなさん
「マイナス地点にある私なんかが、大それた夢や目標をもってはいけない」
といった「自分への禁止令」を発していらっしゃいます。
― ろくに学校にも行っていいないのに、将来○○になりたい、だなんて言えない。
― 子どもが不登校だというのに自分の夢を語るなんてちゃんちゃらおかしい、と笑われる。
と、自分が希望を抱くことにふたをしているのです。
◆ふたつめ
「失敗したらどうしよう……」という異常なまでの恐怖心、
持っておられます。
― 失敗がこわい。
― 失敗したらもっと落ち込み、自信がなくなる。
― ならば、最初から夢や希望を持つこと、挑戦なんてしなければいい。
そんな防御姿勢の結果、本来手に入れられるはずのすばらしい人生を自ら放棄するという選択をしてしまったりします。
◆みっつめ
そもそも目標なんて夢物語、意味がない……
と、未来の可能性をあきらめていらっしゃる。
― 「目標を掲げたって、どうせそれは夢に終わてしまうからむなしいだけ」
― 「そもそも、どんな目標をたてたらいいかわからない……」
以上の3つです。
いかがですか?
ますます、心当たり、ありますか?
さぁ。
そう感じられたあなた。
あなたにこそ、「夢100リスト」をおすすめいたしますよ。
「夢リスト」なら、誰にも見せず、あなただけの秘密にしながら目標設定ができます。
誰にも知られなければ、笑われることはもちろんありません。
紙に書くことで、漠然と抱いている夢が見える化し、
あなたの欲が刺激され、勇気や冒険心が生まれるはずです。
【目標を見える化する人 vs しない人の成功の分かれ道】
マーク・マコーマック氏の著
「マコーマックのマンビジネスーハーバードでは教えてくれない経営177則」に、
「ハーバード大学で行われたある実験について書かれています。
(以下、抜粋)
『ハーバード大学のMBA(経営学博士)コースの卒業生に、
「未来の目標を明確に紙に書きあげ、それを元に計画をし、達成するためのステップを踏んでいますか?」
と質問をしたところ、
ー イエスと答えた生徒はたったの3%。
ー 13%の生徒は、目標は抱いていたが紙に書いておらず、
ー 84%の生徒は、明確な目標を立てていませんでした。
10年後。
調査員が、同じ人たちを追跡調査した結果。
― 目標をもっていたが紙に書いていなかった13%の人の平均収入は、まったく目標を掲げていなかった人のおよそ2倍。
― 紙に書いた明確な目標を掲げて卒業した3%の人の平均収入が、残り97%の人のおよそ10倍だった』
(抜粋、ここまで)
どうです?
この事実、すごくないですか? これぞ、夢リストの効能です。
みなさん。
人は一般的に、備わっている力の10%の力しか、
……いえ、スタンフォード大学の研究によると、
平均的な人間は、持っている力の2%しか機能させていないのだそうです。
つまり、
残りの98%の力は使われないまま、何の日の目を見ないまま待機状態
なわけです。
そうしたけなげなに引き出されるのを待ちわびている「ち・か・ら」。
あなたの中にもあるはずなんです。
夢リスト100を書いて、
あなた自身の欲を刺激して、
立ちはだかる障壁をぶち破るほどのエネルギーを蓄電し、
一歩ずつゴールを目指して進んでいきましょう。
自分の人生を勇気づけ、向かうべき道を見定め、
みらいの自分の背中を押すのは、今の自分の他にいません。
あしたは、もっと具体的に、
「夢リスト~あられ美幸の場合」をお話しますね。
では、また明日★