もくじ
【ニュージーランドの高校に通学する時の持ち物は?】
「あられさん! 今さらなんですけど (;^_^A
ニュージーランドの高校へ通う時って、どんなカバンで何をもっていくんですかーー?!」
「いよいよ留学に向けてGO!」という出発寸前に、こんなご質問、多いです。(笑)
みなさん「高校留学にトライしよう!」と思うや否や、留学手続きにはじまり、渡航準備、心の準備、英語の勉強、生活用品やホストファミリーへのおみやげの買い物などなどオリエンテーションに大わらわ。
で、いざ、出発間際になって、
「いよいよNZの学校に行くんだわ!私!」
と正気?になった時に……「?」となるのが、この「通学するときの持ち物はなんだ?」です。
以下、回答です。
■ 身なり
服装は、どの学校も制服です。
・靴(制服に合う靴ならOK)
・運動靴(PE:体育用)
・髪型:自由
■ カバン
ふつーーーーのバックパックです。
デイバックってやつですね。背中にフィットするものなら何でもOK。
色、形、素材、大きさ、もちろん自由★
■ もちもの
みなさん人それぞれですが、共通した持ち物は下記のとおり。
1. 電子辞書
↑ コレないと泣きを見ます(笑)
留学生の身に必須アイテムNo.1。
気合い入れて、今から辞書を新調する方。
広辞苑と英和があればじゅぅ~ぶんです♪
6か国語の旅会話だの生活百科だの、法律マメ知識とか?……必要な~し。なるべく小さくて機能的なものの方が持ち運びに便利です。
よって、
― 英和の語彙がなるべく多く、
― 用例・つまり使い方のわかる例文をたくさん教えてくれる辞書がおススメです。
だって、
どんなときにも、肌身離さず持ち歩き、
(だよね?)
現場で、ささっと即!調べたいし使いたい。
(だよね?)
あ、音声付きのがあるけど、それもどうかなぁ……。現場でいちいち音声聞いてるひまないもん、発音記号を見るべし、です 。
そもそも、音声なんぞ聞かんでも、目の前にネイティブスピーカーいますんで。
(だよね?)
2. 筆記用具
・鉛筆はアートの時以外あまり使いません。ノートをとる時はもっぱら ボールペン。でも シャープペンシル はあった方がいいかな。
・色鉛筆や蛍光ペン、あった方がいいですね。
・消しゴム
ものすごくシンプルなものしか売ってません。なので、日本のかわいいのを持ってくと、いいなぁー、ってうらやましがられます。
(おみやげやプレゼントにいいかも)
3. ダイアリー帳
これは、思いっきり「マイルール」で選びましょ★
なんでもスクラップするつもりなら、大きめでくるくるリングで閉じたノートがいいかも。留学が終わった時には、化け物のようにふくれ上がってる可能性大です。
4.ノート類
・多くの生徒さんが「な~んだ」って思うこと
→ 「ノートはこちらNZで買いましょう!」
なぜなら、教科ごとにノートが指定されることが多いので。
どうしても、日本のノートを使いたいっていう方、
(はい、断然日本製の方が紙質がいいです)
A4 サイズなら使えます。
(それ以外は、びみょ~にサイズが違います)
・バインダーは、2穴がほとんど。
日本製(30穴)のはないのでバインダーを持参するならレフィルの紙もお忘れなく。
・ちなみに、こちらの生徒さん、ノートにガシガシとボールペンで書くのに下敷きを使いません。(私にはいまだに許せない……)
5.おやつ
ご存知の方多いと思いますが、NZにはモーニングティー/アフタヌーンティーという習慣があります。
オトナもコドモも、会社の上司も部下も、学校の先生も生徒も、じぇったいにゆずらない時間……会議中でもきっぱり中断させます。それが、この「ティータイム」
教師たちはスタッフルームで、生徒たちは好きなところで「おやつ」を食べます。
小袋に入ったチップスやクッキー、くだものなど、ホストから持たせてもらったもので足りない人は、カンティーン(売店)で買うこともできます。
(休憩時間は、10時半前後にだいたい20分間)
6.ランチ
日本のかわいいお弁当箱に入ったお弁当を想像している人……あきらめてください(笑)
NZのランチは、か~なり質素です。多くは、サンドイッチです。
(アジア人の生徒のいるホストはごはんもアリ)
それにリンゴ丸ごと、キウイフルーツ丸ごと、カップ入りのヨーグルトやジェリーがついたらごちそうです(笑)
7.その他
・体操着(体育やクラブのある日のみ)
・宿題用のノート
・図書館で借りた本
・スケッチブック(美術のある日のみ)
・楽器(個人レッスンを受ける生徒のみ)
・携帯電話
・音楽を聴く端末いろいろ
などなど。
以上が、一般のNZの高校生のカバンの中身。
えぇ。これで事足りるんです。
なぜって……↓
【ニュージーランドの学校には教科書がない?!】
はじめて聞いた時、私もコレには驚きました~。
『えっ? 大丈夫か? ニュージーランド教育は……』
と大いに心配しました。
聞けば、教科書がない理由、ふたつあるのだそうです。
● 個別に無償で教科書を配布するほど政府にお金がない。
→ 公立高校も授業料無料ですんで。
● 個別指導を徹底すれば、教科書は必ずしも必需品ではない、という見解。
正確には「テキストブック」なるものはあります。
ただ、それ、使いまわしするんですね。
一年使ったら、翌年は次の後輩に……。
だから、落書きあり、ジュースのシミあり、お菓子の食べかすが挟まってたり(笑)。なかなか趣のある教科書になっております。
え? で、授業はどうするかって?
もっぱら「コピー」です。
プリントか配られてお勉強。
教師が授業のたびに配布して授業が終わったら先生が回収する、っていう場合もあります。
つまり、日本のように、全生徒が全科目の教科書を時間割に沿ってカバンに入れて通学する、という図が、ココNZにはないということだけ、みなさん覚悟しておきましょうね★
それでも、どーしても自分のがほしい人は、本屋さんで買えますのでご安心を★